ガレージの方向性について考える

ガレージ、それは男の夢。

そう、クルマ好きの諸兄であれば、家を建てるなら「ガレージ」、しかも家の中にクルマをしまえるインナーガレージを求めることを理解してくれるでしょう。

ただ、ガレージの目的は、クルマの趣味と同じで、様々な方向性があります。

例えば、こんな感じのメンテナンスできるファクトリー風のガレージ、つまり「弄る系ガレージ」は王道の一つです。工具を置き、場合によっては車を持ち上げるリフトや塗装ブースを設置します。

ガレージを建てることで、全天候型でクルマを触れるメリットがあります。
基本的に、僕もこの方向性です。

ただ、他には、「見る系ガレージ」が存在します。これは、愛車を「見る」ためのガレージであり、ガレージ内でいかにクルマを綺麗に見せるか、がポイントになります。フェラーリとか、形状がもう芸術みたいな車のオーナーに多いガレージになります。

こういったガレージの場合、リビングなどから見える形にするケースが多いです。

↑こんな感じですね。

いいなー、かっこいいなー

他には、ガレージはガレージなんですけど、友達を呼んだりして、ワイワイガヤガヤ楽しむことを目的としたガレージもありますね。「遊ぶ系ガレージ」とでも言うのでしょうか。

有名な所さんの世田谷ベースなんかは、弄る系+遊ぶ系のコラボレーションと言えますね。

ちなみに、弄る系ガレージは、広ければ広い方がいい…

いや、全てのガレージは広ければ広い方がいいのですが、一般庶民には土地の広さという制約が課されます。

実際問題、容積率は緩和される規定はありますが、住宅地の場合は建蔽率の方がネックとなります。つまり、よほど高い建物が建てられる地域を除き、ガレージを家に内包するということは、居住スペースを多少なりとも犠牲にしなければなりません。

建蔽率と容積率のお話はこちら

うちの場合だと、敷地面積が50坪で建蔽率が40%、容積率が80%なので、最大でも1階20坪、二階20坪で40坪の建物しか建てることができません。

ガレージの本などを見ると、

5.6坪からガレージハウスは建てられるらしいですが、3階建てが建てられる環境でないと、家にガレージがついているのではなく、ガレージに家が付いている状態になります。たぶん。

あ、キレッキレの建築士が上手く設計すれば別かもしれませんが…一般的に、です。

うちの場合、建蔽率は20坪が限界です。これは132㎡です。
仮に4m×6mのガレージを作った場合、24㎡必要です。
そうすると、残りは108㎡となります。
ちなみに、建て直す前の中古で買った我が家の広さは108㎡です。

嫁様「今より居住スペースが狭くなるだと?あぁ?」

ぼく「いえ、滅相もございません」

というやり取りがあったとか、なかったとかww

なので、夢の広さ(本気で欲しい広さ)に比べると、狭いですが1台分で、弄る系ガレージで検討します。

見る系ガレージにするには、1階の広さが必要なんですよねぇ…

ガレージを検討している皆様、何系ガレージをお考えですか~?

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“ガレージの方向性について考える” への2件の返信

  1. コンバンワ😃

    我が家でもガレージを付けたいなと構想を練っているところです。

    セキスイハイムの家はユニット構造なので増築も比較的やりやすいとかどうとか😅w

    車をいじったりは特にしないのですが将来的には自転車を置いたりバイクを置いたりしたいなと…

    ガレージの上の方は広いバルコニーにして自由な空間にできたらな~なんて出来る出来ない関わらず夢を膨らませていますw

    1. おはようございます。
      コメント、ありがとうございます。
      セキスイハイムは、確かにユニット構造なので増築もしやすいと思います。
      土間のガレージだけで、結構、いろいろと使えますよね~

      あと、おっしゃるように、広いバルコニーや屋上は夢が広がりますよね。
      うちは既にプラン確定した(また書いていきます)ので、難しいですが、ぜひ実現してください!
      屋上利用なんかは鉄骨の方がやりやすいと聞いたことがあります。

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