家の建て替えの面倒臭さの正体は、家の解体にある~住宅の解体工事相場の大暴露~

さて、ハウスメーカー探しの旅の報告の途中ですが、建て替え検討にあたり、一番、心の中で引っかかっていた問題があります。

それが、解体工事と仮住まいです。

あのですね、新築を購入する場合、いくつかのパターンがあるのです。

その①:今、住んでいるところとは別の、新しい土地(何も建っていない場所)に新築する、というパターン

例えば、賃貸マンションから、土地を買って建てる場合や、今の家を売って、新しい土地に家を建てるパターンがこれにあたります。土地は購入することもあれば、所有している土地に家だけ新しく建てる場合もあるでしょう。また、建売住宅の購入もここに含まれます。

その②:今の家を取り壊して(解体して)、そこに建て直すパターン

うちが、まさにこれですね。

その③:今、別の建物などが建っている土地に、それを取り壊して(解体して)、新しく家を建てるパターン。

古い建物付きの土地を買って、新築する場合などが、これにあたります。

で、うちは、②のわけですが、この「今の家を建て替える」場合、他の2つのパターンと決定的に違う点があります。

それは、仮住まいに引っ越して、再度、戻ってくるという2回引っ越しが発生するということと、今の家を取り壊す、解体工事の「両方」をしないといけないということです。

これ、地味に大変なんですよ。

まずは、解体工事について考えましょう、、、

そもそも、家の解体工事の経験がある方は少ないと思います。相場も分かりませんし、なんとなく、解体屋さんは怖い、というイメージがあります。どう探して良いかもわかりません。

ただ、だいたいの価格感がつかめなければ、資金計画も立てられませんよね。

ハウスメーカーが解体工事からサポートしてくれること(提案してくれること)も多いですが、その費用が適正か、を判断する術がありません。

これを解決する手段は、複数のハウスメーカーから解体工事を含めて見積をもらって比較するなり、解体工事の相見積もりをとるしかありません。

↑こんなサービスもありますし。

基本、外構工事もですが、ハウスメーカーで実施すると提案される工事で、ハウスメーカーが外注する工事は、外注先の費用にハウスメーカーの管理費用(という名の利益)が上乗せされるので、直接依頼するよりも高額になります。

ただ、これ、決して悪いことではなく、以下のようなメリットもあります。

①ハウスメーカーが最後、責任を取ってくれる可能性がある(外注したとはいえ、そのメーカーが請け負っている以上、責を負ってくれます)。

特に資金的に余裕のある大手ハウスメーカーを介するメリットは、このあたりかもしれません。
経営的に体力のない小規模業者に直接依頼して不具合があっても、それへの対応に大きなコストが発生する場合、対応してもらえないリスクがあります。

②外注業者のコントロールを大手ハウスメーカーがやってくれる

個人の言うことはあまり聞かない業者も、今後、継続した取引が見込めるハウスメーカーの言うことは聞く傾向があると思います。

③住宅ローンに組み込みやすい

ハウスメーカーに一括発注すれば、住宅ローンに外構や解体工事の費用を組み込むことが容易です。これが、分離発注と言われるように、それぞれ、直接契約で実施すると新築部分しかローン対象にならない可能性があります。

なので、保険料だと思えば、多少高くなっても外構や解体をハウスメーカーに一括で依頼することはアリだと思っています。

が、少しでもコストを抑えたい場合は、自分で外構業者や解体工事の業者を探して、契約する必要があります。

このあたりは、金額を含めてお好みでしょうね。。。

ただ、自分で手配は複数業者に相談することを含め、面倒です。

ちなみに、うちは「ある理由」でハウスメーカーに任せることにしました(その理由は、おいおい書いていきます)。

最後に、僕が調べた解体工事の相場を参考までに記載します。

これ、地域や構造、土地の状態によっても変わるらしいので、あくまで参考程度に見てください(例えば、重機が入れない土地だと、めちゃ高いという噂も…)。

木造住宅の取り壊し・解体:だいたい坪5万円~らしいので、30坪で150万円~くらいが目安でしょう。

軽量鉄骨造の取り壊し・解体:うちの場合だと、築30年のセキスイハイムの軽量鉄骨造、33坪解体の費用として、いくつかのハウスメーカーから見積をもらいましたが、200万円~250万円の提示がほとんどでした。

なので、坪7万円前後が一つの目安かもしれません。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
住まいランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です