無茶な住宅ローンへの道①~住宅ローンの本質~
実際に新築を検討していくなかで、注文住宅は非常に高価であることに気づいた僕。
当然ながら、庶民ですので、住宅ローンを借りないと購入することができません。漠然と、まあ、何とかなるだろう、と思っていた僕ですが、住友林業さんのススメもありまして、事前審査を受けることにしました。
そもそも、住宅ローンは、限度額でいくらくらいいけるのか?
ものの本によれば、税込年収の7倍~8倍はいける、とのこと。
つまり、年収400万円なら、2800万円~3200万円くらいで、年収700万円なら、4900万円~5600万円が上限となるようです。
こちら、当然ながら年収が大きいほど、借りられる倍率が上がるようです。これは所得に占める生活に必要なお金の割合が、年収が高いほど小さくなるためですね。
共働きの場合は、夫婦の収入合算で、世帯年収で計算もできるようですね。
ただし、借りられる金額=返せる金額ではないので、注意が必要です。
そもそも、住宅ローンはいくらくらいなら払えるのか?
よく言われるのは、年間の返済額が年収の20%以内なら安心、25%以内は大丈夫、30%を超えるとヤバイ…のような感じだと思います。
例えば、月12万円のローン返済を想定する場合、12万円×12か月=144万円が年間の返済額になります。
この支払額が年収の20%だと年収720万円、25%だと年収576万円、30%だと480万円ということになります。
結構、開きがありますねー
これですが、考えるポイントがあって、「年収」で見てるってことなんですよ。
つまり、「年収の25%以内」の中には賞与(いわゆるボーナス)が含まれます。
これが曲者で、ボーナス払いもそうなんですが、賞与は業績などによって支給額が変わる要素があります。景気が悪いから、3割カット…なんて話もよく聞くものです。
なので、ボーナス頼りで支払いを考えるのは、結構危ないと思っています。
ボーナス払いなしで、支払えるレベルが上限、と思った方が良いと個人的には思います。60歳過ぎまでボーナスなんて入るか分からないですしw
住宅とはいえ、35年ローンは狂気の沙汰だと思うw
本音でぶっちゃけると、35年ローンとかって狂気の沙汰だと思うんですよ。30年後なんて、どうなってるか分からないですからね(笑)
今から30年前の1990年なんて、バブル真っ盛りですよ。
ボディコン着て、肩パッド入ったスーツ着て、土地を買いまくればいくらでも値段が上がっていった時代ですよ。
あれから30年!(きみまろ的に)
そう、35年後まで支払うローンなんて、不確実性が高すぎて、大変恐ろしいものがあるのですよ。
ですが、とはいえ、住宅の場合はですね、流動性は低い(売りにくい)ですが、土地などは一定の価格で売却できるので、実際は20年も払えばトントンくらいにはなるかもしれません。
しかし、30年後どころか、10年後も分かりません。
だって、10年前って2010年ですよ。東日本大震災も起こってないですよ。民主党政権ですよwww
住宅ローンは、時間を買うものである
じゃあ、なんでお前は、無茶なローンを組んで、ガレージハウスを建てようとしてるのかって?
住宅ローンは、時間を買うものだと思っているから、です。
30年間、必死にお金をためれば、金利もかからず(むしろ投資すれば増える)、家を買えるカネがたまるでしょう。
ただ、その時、何歳でしょうか?
ぼくは67歳です。子供も、36歳です。
ぼくは、子供が小さいうちから、新しい家で楽しく過ごしたいわけです。
つまり、金利がかかってでも、「先に家を手に入れて」返していくことで、「今を楽しむ」ことができる思っています。
長期ローンの金利とリスクを取って、僕は何を買っているのか?
家族とより良い空間で過ごす時間を買っていると思うのです。
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