7年前、悩んだ挙句、中古住宅を買った話③賃貸 VS 持ち家
賃貸か、持ち家か、それは特に都内で働く人間にとっては、非常に重要なテーマであります。
それぞれにメリット、デメリットがあり、どちらが正解とは言えないと思いますが、僕が中古住宅購入を考えたときのポイントを書きます。
<賃貸のメリット>
・気軽に住み替えができる
つまり、隣にイカレた住人がやってきても逃げられる!
他に住みたい街ができたら、そっちに引っ越せる!
・子供ができたり、色々とライフステージが変わったら、それに対応できる!
数年置きに新築に住むことも、ライフステージ合わせて住まいの広さを変更できるのです。
・住宅ローンを抱えなくて済む
数千万円の借金を背負わなくて済みます。
金持ち父さん的発想ですと、お金を生まない不動産購入は負債ですから、負債を抱えずに済みますね。
<賃貸のデメリット>
・他人の所有物なので、勝手にカスタムできない。
最近はDIY可能な物件も出てきましたが、特に壁に穴を開けるようなDIYは難しい(敷金返ってこないとか)でしょう。
・自分以外の都合で、引っ越しすることになるリスク
大家の意向で、立ち退きしたり、家賃あがったりすることがあるかも…
・月々の負担額(住宅ローン支払と家賃)が同じならば、条件が悪くなる
広さや利便性(駅からの距離)、住宅設備などは、同額のローンを払う場合よりも悪くなるのが一般的です。つまり、家賃10万円の物件とローン10万円の物件の場合、後者の方が条件が良くなります。
<持ち家のメリット>
基本的には、賃貸の裏返しになりますね。
・一般的な賃貸物件よりも、住宅設備などのグレードの高い家に住める
・その気になれば、長く住める
・DIYなどもやり放題
・社会的信用が高まる
ローンなどの審査では、一応、持ち家はプラスに働くようです。
<持ち家のデメリット>
・気軽に住み替えできない
売れば住み替えできますが、手続きなども考えると、住宅の流動性は低いです
・リセールバリューが下がる
都内の駅に近いタワマンなどの一部の物件を除き、基本的には価値は下がる一方です。特に建物の価値は、新築から住み始めた段階で20~30%以上下落します。
・住宅ローンで借金を背負う可能性が高い
現金一括などで購入すれば別ですが、先の読めない時代に35年の住宅ローンなど組む必要が出てきてしまいます。30年前はバブルですよ、読めないですよねぇ…
・固定資産税が発生する
地味にボディブローのように効きますww
・大きな修繕費は自分持ち
自分の家だから当然ですね。
ちなみに、僕が持ち家の一戸建てを決断したのは、クルマの維持を前提にしたところが大きかったです。賃貸だと、ずっと駐車場代が物件費用としてかかってくるのですよね。都内だと月2万円とかざらなんです。持ち家でも修繕費はかかりますが、駐車場代はかかりませんからね。まあ、持ち家でもマンションなら駐車場代がかかってくるのですが…