用途地域:普通の人は市街化調整区域に家を建てられない!?

市街化調整区域というエリアがあります。

これは自治体単位で、「街にしないように調整しているエリア」で、自然環境を残すとかの目的で決められており、家を建てることはできません。

素人の理解ですが、正確には住宅としての開発に制限があります。
住民の生活に必要な病院とか、店とか、自動車修理工場とかは、建てる許可が取れるらしいです。

ちなみに、住宅を建てることもできなくはなく、一定の条件を満たせば可能となります。

代表的なのは、市街化調整区域に指定される前から家が建っていた、という「既存宅地」とか、周囲が住宅街となっていて、実質住宅地の場合(近隣に50軒くらい建ってるとか)、あるいは農家の住宅などです。

あと、自治体ごとに特別な許可条件が追加されていることがあります。そこに住んでいる人の血族とか、そのエリアに10年以上住んでるとか。

この市街化調整区域、同じ広さだと、かなり安くなる(普通には家が建たないので当然ですが)ので、お得なのですが、当然、デメリットもあります。

<市街化調整区域のデメリット>
銀行で担保評価が厳しいので、住宅ローンが使えないことがある。
 ⇒ネット系の住宅ローンは、まず通りません。
水道管や下水道、ガス管など、インフラ整備がされていないことがある。
 ⇒住宅を使うときに、追加コストが大きくかかることもあります。
売りにくい、売るときも安い
 ⇒買うときに安いので、仕方ないですが。

売らずに長く住むなら、安く買えるのでアリかもしれません。
あと、将来、宅地に指定されたら、儲かりますww

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